執筆者紹介
2020年入学、国際人間科学部生。イギリス留学が決定していて、現地でもフランス語の勉強を継続する予定。
動機
将来国際機関で働くことを一つの目標にしているのですが、高校生の時に国連職員に「フランス語は今勉強しておいたら必ず役に立つ」と言われたことから、漠然とフランス語を学習しようと考えていました。また、世界中にフランス語話者が多数いることを知り、異なる背景を持つ人と話したいと思っていたことから、フランス語を第2外国語として選択しました。
1年生
コロナ禍に差し掛かり大学入学までに時間ができたこともあり、大学入学前の3月頃からフランス語の勉強を始めました。最初に手に取ったのは、NHKラジオ講座のテキストです。平日は毎日、定時になったらラジオを聞き、テキストを広げて発音をしたり文法を勉強したりしていました。ラジオ講座のテキストは教科書よりもシンプルに解説がされており、初心者の方におすすめしたいシリーズです。後半の上級者編は、意味はわからずとも音読をしたりノートにひたすら書き写したりする材料に使っていました。
大学に入学して授業が始まると、恥を捨てて積極的に発言するように心がけ、課題等も習った範囲外のことを織り交ぜながら工夫を凝らして取り組みました。授業外では『仏検4級・5級対応 クラウン フランス語入門・CDブック』を購入し、基本単語を学習しました。単語帳で単語を覚えるときは、まずは形容詞や名詞に派生語が多い動詞から覚えていくことがおすすめです。
後期からはSクラスに所属し、フランス語学習のモチベーションが高い仲間と少人数でのディスカッションに励むようになりました。この時期に『仏検公式ガイドブック 3級・4級・5級』を一通り解き、2年次春での仏検3級受験を目指すことにしました。
2年生
2年生の春には、仏検3級とDELF A2の両方を受験し、合格することができました。Sクラスでスピーキングやリスニングを鍛えていたことから、リスニングテストや面接はさほど問題なくこなせた感触でした。
この時期の学習法は、『仏検 準1級・2級必須単語集』とフランスのメディアであるFrance 24の視聴、フランスの映画やポップスを見たり聞いたりすることでした。France 24はスマートフォンに無料アプリがあり、フランコフォンのニュースを動画と活字で見ることができます。動画にはスクリプトがついているので、リスニング練習にはもってこいです。
フランスの映画や音楽は、フランス語に触れると同時にフランス社会を知ることができて興味深く、一時期は夢中になって見ていました。映画は、「アメリ」などクラシカルなものもいいですが、「C’est la vie !」や「Comme un chef/Le Chef」などのコメディもお気に入りです。音楽はベルギーの歌手AngèleやフランスのJulien Doré、videoclubをよく聞いています。
更なるレベルアップを図り、秋試験には仏検準2級と2級を同時受験することに決めました。ただ、この時期はあまり仏検に特化した勉強をすることができず、2級にはあと少しのところで届きませんでした。仏検は文法知識と単語力がかなり要求されるため、普段の授業だけでなく自分で地道に努力する必要があります。
9月からは、廣田先生にフランス人学生とフランス語と日本語を教え合う「タンデムプロジェクト」にお誘いいただき、生のフランス語に触れる機会ができました。同世代のフランス人の友人ができたことで、日々学んだことが直接活かせる場所ができ、毎週「次は何を話そうか」と考えるのが楽しくて仕方がありませんでした。私は2年生の間に2人のフランス人学生とタンデム活動を行い、休み期間も継続して取り組んだことでかなりスピーキング力が鍛えられました。
3年生
3年生の春にDELF B1を受験し、現在結果を待っています。面接ではスピーチを作成するのですが、BELEC先生の「外国語セミナーC」の授業での成果が発揮され、戸惑うことなく取り組むことができました。
現在対面でタンデム活動を継続しています。9月から1年間イギリス留学をする予定ですが、ちょうどイギリスの大学からのフランス人留学生が見つかり、ペアを組んでいます。毎週キャンパスで1時間フランス語と日本語でみっちり話し込み、戦争の記憶についてなどの学術的な話からイギリスの学生生活といった気軽な話題まで幅広く議論を交わしています。ペアの学生とはこの2ヶ月を通して仲良くなり、夏休みには一緒に野球観戦に行く予定です。

