短期留学について
夏休みやギャップタームを活用して、1ヶ月ほどの間、フランスの語学学校で勉強してみたいという学生は自分で調べて準備する必要があります。あくまでも自分の自己責任で行うことになりますが、アドバイス程度であれば国際コミュニケーションセンターのフランス語担当専任教員である廣田が相談に応じます。
また、フランスの語学学校への登録等に関しては、グロリア・ツアーズによる「フランス留学センター」が比較的親切な対応をしてくれるのでオススメです。
※神戸大学の国際コミュニケーションセンターでは、2011年から2015年にかけて、フランス語夏季語学研修として、 毎年9月の1ヶ月の間、フランスのリヨン・カトリック大学附属語学学校に学生を派遣していました。2016年以降は、参加希望者の減少や、社会情勢の不安定化により開催を中止しています。
長期留学(交換留学)について
神戸大学はフランス語圏の様々な大学と交換留学協定を結んでいますので、神戸大学の在学生はこれを利用して一年間(あるいは半年)の交換留学をすることができます。学部生であれば、4年間での卒業も可能ですし、神戸大学基金などから助成金をもらえる可能性もあります。

学部生が留学する場合、通常は3年生の秋から4年生の夏にかけて行くことが多いです。その場合には2年生の10~11月に学内申込、11月~1月に学内選考(書類、筆記試験、面接等)という日程になります。つまり、留学するなら遅くとも2年生の夏休みには具体的な計画を立てておく必要があります。
派遣先の大学は下記のように多数ありますが、2018年度からGEMsという学内システムにより、交換留学先の検索や申請ができるようになりました。(ログインには学内アカウントが必要です。)

神戸大学から交換留学可能なフランスの大学
| 大学名 | 対象 | 募集定員 |
|---|---|---|
| パリ第2大学 L’Université Panthéon-Assas (Paris II) | 全学 | 5名 |
| パリ第7大学 L’Universite Paris Diderot-Paris 7 | 全学 | 3名 |
| パリ第10大学 L’Université de Paris Ouest Nanterre La Défense | 全学 | 2名 |
| グルノーブル第3大学 L’Universite Stendhal-Grenoble 3 | 国際人間・国文 | 3名 |
| レンヌ第1大学 L’Université de Rennes 1 | 国際人間・国文 | 2名 |
| ブリュッセル自由大学(仏語系)L’Université Libre de Bruxelles (ベルギーの大学) | 文・国際人間・国文 | 3名 |
| サンルイ大学 L’Université Saint-Louis(ベルギーの大学) | 国際人間・国文・法・経済 | 3名 |
| リエージュ大学 L’Université de Liège(ベルギーの大学) | 法・経済 それぞれで部局間協定 |
各4名 |
| リール大学 L’Université de Lille | 全学(博士課程を除く) | 10名 |
| エクス=マルセイユ大学 L’Université d’Aix-Marseille | 文・国際人間・国文・法・経済 | 6名 |
| リール政治学院 L’Institut d’Etudes Politiques de Lille | 法 | 4名 |
| ボルドー政治学院 L’ Institut d’Etudes Politiques de Bordeaux | 法 | 4名 |
| トゥール大学 L’Université de Tours | 法 | 6名 |
| 国立応用科学院リヨン校(インサリヨン工科大学)L’Institut National des Sciences Appliquées de LYON (INSA Lyon) | 工・システム情報学研究科 | 5名 |
| グルノーブル国立工科大学 L’Institut polytechnique de Grenoble (Grenoble INP Institute of Engineering and Management) | 工・システム情報学研究科 | 3名 |
| モンス大学 L’Université de Mons(ベルギーの大学) | 工 | 3名 |
必要とされる語学力について
多くの大学では、国際基準となっているCEFR(ヨーロッパ共通参照枠)における「B1」のフランス語能力を募集条件としています。 これは結構ハードな条件です。とはいえ、神戸大学に入学できた皆さんであれば、1年半の間、しっかり真面目に勉強すれば充分に達成可能なレベルです。
ただし、幾つかの大学では、さらにレベルの高い「B2」のフランス語能力を募集条件としています。具体的には、パリ第2大学、パリ第7大学、リール大学などがこれに当たります。「B2」となると、日本で真面目に勉強しただけでは達成は困難かもしれません。語学の素質がある人なら、1ヶ月程度の短期留学の経験があれば達成できるかも?
部局間協定の場合には、派遣先の大学や所属学部によって、フランス語の語学力を募集条件の中に含んでいないこともありますが、多くの場合、授業や日常生活で支障が無い程度の基本的なフランス語の能力は必要とされるため、コーディネーターの先生や担当事務職員の方に確認してみてください。
近年は、フランスの大学においても英語での授業を増やす傾向にあり、パリ第7大学などでは、完全に英語のみでフランス留学するということも可能なようです。英語での交換留学を希望する場合には、IELTSなどの英語能力が求められます。ただし、その場合には、留学中にフランス語による通常授業を履修出来ない点に注意しましょう。
留学経験学生による解説(※2010年作成)
フランスを選んだ理由、留学費用、事前の勉強方法
留学体験談(ニース Nice) ※現在ではニース大学への交換留学は行われていませんが、フランスへの留学という点では大いに参考になると思います。
留学写真館
留学先の大学の選び方